「インターネットは世界に繋がっている」ということを忘れていないだろうか。
接続した先にはいろんな国の見知らぬ人々がいる「世界」がある。そこでは誰もが等しく存在する。地位も名誉も性別も人種も関係なく、ただ「世界に接続した個」だけが存在する。何十億もの「個」。それらが己の知識や経験を基に様々な立場から主張を始め、主張に対する反応があり、その反応にさらに反応があって、それにまた・・・。
それを制御する者はいない。「混沌」である。インターネットに繋がるということは混沌に繋がるということなのだ。古い感覚かもしれないけれど。
SNSが花盛りだ。会員制サイトも様々なものがある。便利だし参加の敷居は低い。私も使っている。
だがSNSだろうとどんな会員制サイトだろうと接続先はインターネットという混沌の海の中にある。そこでは情報だけでなく人の思惑も渦巻いている。世界のどこからでも見ることができる。ほとんどの人が「知らない」「意識していない」だけであって、何かを間違えば私という「個」が世界中に曝される危険は常にある。
臆病なくらいが丁度良いのかもしれない。そう思う。
このブログだって例外じゃない。ポリシーは遵守するし徹底する。けどインターネットに「絶対な安全」は存在しない。
混沌の網に絡め取られないよう、ご注意を。
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