ものずきの手控え(4)

雑感(もの)

何気に、春めいてきた。

もう毎日の雪かきは終わりだろうと思う。雪が降ってもほっときゃ融けるくらい日中は暖かい。だからこれからは”雪割り”をマメにしなきゃだね。これがまた腕や腰にくるんだ…気をつけよう。

それにしても今季の雪は多かった感がある。日に二回の除雪なんて普通。日に三回のときも何回かあった。

けど、累積の降雪量は平年の八割くらいらしい(一部地域を除きます。)。「えっ?」って感じだけど、そうなんだって。今年は一度にドカッと降ってそれが片付かないうちにそこそこ降ってまたドカッと来るパターンが多くて(一部地域に限ります。)、そのせいで「雪かきせにゃぁ。」って思う日が多かったから”雪が多い”感じがしたんじゃないかな(個人差があります。)。

去年まではロードヒーティング付きのアパートに住んでいたので、毎日の雪かきとは無縁だった。せいぜい車の雪下ろし程度。それが今年いきなり100坪の敷地を除雪しなきゃならなくなったんだから”お察しください”。まぁ、100坪とはいっても100坪まるまる除雪するわけじゃないけど。

これが我が家の見取図。

敷地は間口14m、奥行き24m。母屋の玄関は東側(右側)にある。道路に面して車庫と菜園があるので、道路から母屋までの通路は東側端の間口3m、奥行き20mほどの部分(60㎡=約18坪)になる。車が2~3台駐められるほどの空間。最低限、ここの除雪は必要。

あと、車庫前は当然する。それと東側の通路から物置(車庫の後部)までの部分も灯油タンクやら何やらがあるので除雪は要るだろう。つまりはこんな感じ。

この水色の部分を大体30分から1時間かけて除雪する。除けた雪は菜園や母屋と車庫の空間に”なげる”。

 

ウチには除雪機がない。すべて人力。だからそのための道具は豊富にあるよ。

こんなのは全部ある。ま、降雪地帯であれば常備品だよね。

①スコップ(シャベル) ②ジョンバ ③(スノー)ダンプ ④(スノー)プッシャー

我が家ではこう呼んでいる。呼び方は地域や家庭で差違があろうから、そこは突っ込まないでね。諍いの元だから。

で、私の除雪でのメイン道具は④のスノープッシャー。ジョンバは昔の竹で編んだものはよく使った(使わされた)けど、②のようなプラ(樹脂?)製になってからはあまり使ってない。”仕上げ”や玄関周りの狭い部分でたまに使うくらいかな。理由は”自分の除雪スタイルに合っていない”から。

ダンプは車庫の屋根の雪下ろしとか軒下の雪山を削るときに使用。スコップは剣先と平先があるが、真冬に使うのは平先。剣先はこれからの雪割り作業で活躍する。あ、あとツルハシあります。

使い慣れた道具はとことん使い倒す性格である。今のプッシャーも5,6年前に必要に迫られて近所のスーパーで買い求めたもの。これが偶然にも手に馴染んだので好んで使い続けている。思うに、使用感が昔の竹で編んだジョンバと似ているからじゃないかなと。

私の住む地域に降る雪はほとんどが”粉雪”。基本的に軽い。だから私の除雪の方法は、”その場の雪を掬って放る”というより”一度雪を寄せてから掬って放る”形が多い。昔の竹製ジョンバは面が平らだし、穴が空いてたからこの方式がやりやすかった。それが身に染み付いていて今でも日々の雪かきはこのスタイル。

勿論、除雪のやり方に正解があるわけじゃない。周りの状況や立地場所によって手順や方法が違うのは当然のことだし、私自身も時と場合によってやり方は変わる。大雪の時はダンプ使うし。ただ長いこと竹製ジョンバで除雪をしてきた(させられてきた)ので普段は”いったん寄せ方式”がやりやすいというだけのことです、念のため。

プッシャーはこの”いったん寄せ方式”に合っている。そもそも”プッシュ”するための形状だからね。除雪車やラッセル車のイメージ。最終的には寄せた雪を”掬って放る”ことになるけど、そのままプッシャーでやるかジョンバに替えるかダンプを使うか放置するかは状況と好みによればいい(スコップはないよなぁ、多分)。とりあえず広い面積の雪を”片付け”るだけなら、プッシャーは便利で手軽な道具だと思う。ダンプは重いのよ、取り回しが悪いし。

まぁそれも今冬はあと少し。あるきはじめたみいちゃんと同じ心持ちのこの頃。

 

 

 

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